4月17日(水)八ヶ岳・富士見高原の朝は、まだ寒い!
昨日の朝と今朝の冷え込みはすごく、 AM 5時に-2度で霜柱がありました。 
しかし、朝晩は冷えこみますが、昼間は10度を超える日が続き、かなり暖かくなりました。
景色は、まだ新芽の芽吹きはなく殺風景ですが、2週間後のGW頃には、新芽で淡いグリーンになると思います。
・・・・・ まだまだ、小鳥も寒そうです!





■  シリーズ :旅の途中! ■
色々な景色やモノを見て、色々な考え・色々な人に出会う!


≪ 八ヶ岳生活の仲間 / 友人 ≫


時の経つのは早いものです!
昨年末に、 東京/多摩市の拙宅に 友人夫婦がみえてから、もう半年近く経ってしまいました。
そこで、こちらの生活を始めるにあたり、甲斐大泉にあるその友人宅にお邪魔してきました。

友人は、シュタイナー・人智学研究者でルドルフ・シュタイナーの主著「神秘学概論」の翻訳者でもあります。
私も、四十数年間・同じような研究をしていますが、会えば ” 馬鹿話 ” に花が咲き、殆ど難しい話はナシで終わります。友人と私は同じ年、そして、各々のパートナーも同じ年、こうなると馬鹿話が盛り上がる!
ま~、人生は時間つぶしでしかないと考えている私には、人生のすべてが ” 馬鹿話 ” 的なのですが!

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宇宙・生命・原子などの生成を ウロボロス  で表現した図(輪廻)

誤解を恐れずに言わせて頂きますと、自然科学の論理や宇宙の出来事、デカルト、ゲーテ、ヘーゲル、 ショーペンハウアー 、ニーチェ、ユング、フロイト、シュタイナー 、エマーソン 等々の思想/思考であれ、私にとっては人生の時間つぶし的な馬鹿話の類になります。
そこで、有意義な時間つぶしを求めて長年研究をしてきた”ルドルフ・シュタイナー”の話をしてみたいと思いますが、私の知識内容は”馬鹿話”程度のものですのでお含みおき下さい。

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★  Geisteswissenschaft ◇ Anthroposophie  ★
≪ 精神科学 /  人智学・ アントロボゾフィー  ≫

・・・・・・・・・ 筆者が描いたシュタイナーの横顔スケッチ


ルドルフ・シュタイナーとシュタイナー思想とは?

まず最初に、・・・・・
私は、シュタイナー思想/人智学を専門とした研究者・翻訳家ではありません。
又、オイリュトミーやシュタイナー学校・教育などの教師或いは、シュタイナー関連を職業としている専門家でもありません。単に、この時代の物質至上主義や建前だけの平等主義に憤りを感じている 一人の人間でしかありません。 一つ付け加えるならば、仏教・宗教などの周辺思想や哲学、そして、”生きる”という命題に興味がある”インド・フリークの人間”ということです。
下記の文章も、”シュタイナー関連の方たちとは、何の関係も縛りもない”ただのインド・フリークの人間”が書いている私的な意見です。


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・・・・・・・・・・・・・・ インド/ジャンムー・カシミール州☆スリナガーにて


私は、シュタイナー思想・アントロボゾフィー/人智学の研究をしてきたリポートをホームページにして、 インターネットの出始めの28年前から 匿名(”道石”というラジオネーム)で公開してきました。
そのシュタイナー特集のホームページは、5~6年前に旧プロバイダーとの新規契約を打ち切りましたので、それからは訂正することも、更新することも、消すこともできない状態で公開されています。
・・・ 長い時間が流れていますので、ご覧になった方もいるかも知れません。

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ホームページは、 A.A.fromnow Human Report – Rudolf Steiner 
* Geisteswissenschaft / Anthroposophie *  ・ since 1991  という名称で、
URL は、 ” http://kom-fromnow.sakura.ne.jp/steiner.htm  ”  です。

シュタイナー関連の方たちとは、何の関係も縛りもない”ただのインド・フリークの人間”が書いた下らんホームページですが、 『 ルドルフ・シュタイナーとシュタイナー思想とは? 』 のアウトラインくらいは、分かると思いますので参考に覗いて頂けたら幸いです。


・・・ インド/ ビハール州ブッダガヤ☆釈迦仏塔/万年筆によるスケッチ画




☆  Rudolf Steiner  ☆

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シュタイナーの思想ですが、
私は、心霊主義的思考ではなく「精神的諸現象の経験科学」に基づくシュタイナーの経験(体験)思考で、宗教的ではなく学問的だと捉えています。 しかし、この分野が認識できない我々(私)には、現時点では答えなど出ない部分が多くあるとも思ってもいます。 その点からしても、一方的に偏り信じこむのではなく、今の”自然科学”的思考も大切にし、ニュートラルな気持ちで・軽やかに、且つ ゆっくり時間をかけて”生きる”を探究する”学問”だと考えます。 
自然科学の分野での人間の精神世界を対象とした捉え方は、精神(心)は、肉体の一部(脳科学)として考察しています。 そして、自然科学の世界では考えられないようなアブノーマルな現象/異常現象などについては切り捨てることで成立してきました。 ・・・・ そちらの分野は”宗教”に任せています。 
そのようなことから、人間精神の重要で且つ創造性に富んでいる部分も切り捨てる結果になっています。 
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ある意味では、この切り捨てられた部分に焦点を当てたシュタイナーの思想は、世間的・物理的な常識などを超越した”学問”ゆえに、自然科学の恩恵で蔽われた現状(文明社会)では、足踏み状態になり前に進めないのは常道で、学びの”歩”を進めるためには、 人間本来の深いところの共通した部分、普遍/不変な部分で思考し 且つ、常識などで纏っていた服を、一度脱ぎそして脇に置いてから”学ぶ”ことを薦めます。 自分に合わないようでしたら脇に置いた服を、再度 纏えばよいのです。

また、我々現代人の唯物論/物理主義にどっぷりと浸かった精神は、物理的には見えない世界や霊的・魂的世界などの分野にはアレルギーを生じ、硬直し、その思考に胡散臭さと疑惑を感じるようになっているのも事実です。 
その心/精神を解すには、言うなれば、硬直している物質的な心の囁きも無視せずに、”幅広い知識”をゆっくりと 且つ、是々非々のスタンスで、より多くを学ぶ事ではないでしょうか。 
人間誰しもが、一つの事(思想・考え)に妄信したり、或いは偏った方向に進むと、周りが見えなくなる傾向があるようですので、 シュタイナーの思想・考え方も含め、どのような思想・考え方を”学ぶ”時にも、 バランスよく平行して多くの考え方や他の思想についても素直な気持ちで”学び”、否定ではなく対比検証できる”心の余裕/心の広さ”も必要ではないでしょうか。 又、時には反論や否定的な考えにも、冷静に耳目を傾ける意識(智恵)が必要になる時もあると思います。
 


ルドルフ・シュタイナー

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1861・2/27 ~ 1925・3/30 (享年 64才)


ルドルフ・シュタイナーが生まれたのは、18世紀末から始まったヨーロッパ最後の思想的エポック、 ”ロマン主義”の終末期でした。
時代は、宗教から科学へ・文化から文明へ・精神から物質への大きなウネリ・変革期/政治の思想的混迷期で、 そのうえ、迫り来る戦争の足音を聞きながら成長していきます。
シュタイナーは、 青年期に、独文学者のカール・ユリウス・シュレーアー(ゲーテ研究者)に出会うと共に、このような時代背景が影響し、デカルト以降の近代自然科学の落とし穴や疑問について警鐘を鳴らし 且つ、社会状況を愁い、自分が体感し読み取った ”真理 ” を伝えなければならないという使命感が働きました。
その使命感から、講演に主力を注ぎ、ドイツの各都市~ヨーロッパの各都市と広範囲にそのことを伝えています。 講演回数は、5965回にのぼっています。( 講演のうち、記録に残っているのは約4,300回、活字になっているのは約3,800回分 ) 
又、平和と博愛主義を重んじるシュタイナーは、精神科学によって得られた洞察を一つの理念の基に方向づけて人々に伝えようとしました。 その理念をシュタイナーは、Anthroposophie (人智学) と名づけ、 現代では互いに離反してしまった 「科学」と「宗教」と「芸術」の再統合を目指そうとしています。
因みに、Geisteswissenschaft ☆ Anthroposophie は、ドイツ語の Geist(精神) + Wissenschaft(科学) ★ ギリシャ語の Anthropos (人間) + Sophia (智恵) を結びつけた言葉です。

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シュタイナーの思想は、建築・教育・農業・医学・舞踏 ”Eurythmie(オイリュトミー)” ・宇宙進化等々の分野に及び、その分野を彼独特の論理で構築しています。
更に、人間がより良く生活できる社会構造を、「精神の領域」、「経済の領域」、「法の領域」の三種に分け、そのそれぞれが、「精神生活では自由」を、「経済生活では友愛」を、「法的生活では平等」を礎として、各種に独自性を持たせながら、 全体を一つと考える社会三分節化論として説いた人です。

※ 上の写真は、私が所持している シュタイナー関連の写真の中で一番好きなものです。
最初のゲーテアヌムの完成した建物をバックにした、工事に携わった技術者や職人たちです。
・・・・ みんなが誇らしげ! その雰囲気が好きです!





【補足】 辛いときに思い出す、シュタイナー・センテンスがあります。

内面にかなり苦しい感情を呼び起こすようなことが、ある人の身に起きたとする。
その人はそれに対して二通りの態度を取る事が出来る。その出来事を苦しい思いをするものとして体験し、苦しい感覚に没頭し、それどころか、ことによると苦しみの中に沈んでしまう可能性もある。
しかし、別の態度を取る事も出来る。
実際、私自身が前の人生で私の内部に私をこの出来事に遭わせる力を形成したのだ。
私が自ら、私にこのような苦しみを与えたのだ。と言うことが出来る態度である。
そして、このような人は、更にそうした考えをもたらすあらゆる感情を、自分の内部に呼び起こす事が出来る。
当然の事であるが、感覚や感情の活動がその様な状態になるためには、そうした考えをこの上なく真剣に、ありとあらゆる力で体験する必要がある。 ・・・ Rudolf Steiner

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は sk_no5.jpg です


前の人生があったかどうかは、私には分かりません。
しかし、このように考える態度が、今生の辛さを乗り越える際には、必要だと感じています。
 ” 馬鹿話 ”  のページのつもりで書き始めましたが、何か難しい話ばかりになってしまいました。
次回からはもう少しソフトな感じにしたいと思っています。