■  シリーズ :旅の途中! ■ 
色々な景色やモノを見て、色々な考え・色々な人に出会う!


2019年7月27日(土)

最近 八ヶ岳周辺への移住者が、驚く位に 増えていますので、今回は、移住についての参考意見とある移住者の話をいたします。

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士見町の田園から南アルプスを眺める


《 移住 》

都会の生活に疲れたり、自然回帰思想や憧れからか私の周辺も移住者ばかりです。  ・・・  そういう私も移住者なのですが!
以前からの方や最近移住してきた方、二拠点住居の方、そんな方々ばかりです。
私の周辺や友人関係では、画家の方・陶芸家の方・翻訳家の方・音楽関係の方・ニュージーランドから移住した男性・アメリカ人の家族・学校の教師をリタイヤした方・役所を辞めた方・それから、伴侶をなくされた方々の移住が多くなっています。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は bird_akagera.jpg です
・・・ 前の森で写した”アカゲラ”というキツツキです/時には、フクロウも見かけます

・・・ 八ヶ岳!

車がないと不便なところで、且つ、夏は涼しくてよいのですが、冬は寒くてつらい。
しかし、移住者は増えています。
逆に、冬のほうが好きだという方もいます。
( 下の写真は、2月の早朝に雪原に作った樹木の影を写したものですが、神秘的でした。 )


・・・ 八ヶ岳移住!

都会でも同じですが近隣住民のことは気になります。
誤解を恐れずに言わせていただくと、都会を離れて田舎に住もうとする方々ですので個性的な人が多く、よく言えば人間的、悪く言えば我儘・自分勝手な方もいます。 要するに、八ヶ岳のような自然の中・田舎では、善・悪や良し・悪しは別にして、個性がむき出しになりがちだということです。
それに、自然の中で住むということは、映像や旅行で体験するのとは異なり、虫やキツツキ(軒などに穴 をあけ巣を作る)・野生の動物もいて、雑草取りや落ち葉掃除なんかも大変です。 ・・・ 都会では想像できないくらいに大変です!
虫や野生動物たちにとっては、我々人間が侵入者なんですけど、大変です。

そんなことも含めて自然・田舎の良さと思わないと後悔します。
特に、人付き合いが濃くなるのが田舎生活ですので、トラブルと大変です。
・・・ 都会よりも多いですよ、人間関係のトラブルは!

鉢巻道路で遭遇した女鹿

・・・ 移住者は、

どこに住むのかというと、田舎の部落は、昔からのしきたりがあり面倒くさいので、別荘地や都会からの移住者の多い地域でコミュニティを形成しています。
又、北杜市などは、都会からの移住者で成り立っているようにも感じます。

・・・ 窓から望遠レンズで写した”リス”です/冬なのに太っていました


・・・ 移住者の生計やコミュニティ

移住者の方たちは、宿泊業・飲食店・農業・趣味の教室などで生計を立てる方もいますが、多くは退職金や年金をもとに暮らしています。
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又、移住者たちで コミュニティを作り、趣味の会や勉強会が花盛りです。
~を学ぶ会・~の勉強会・ 登山の会・ ハイキング・ランニング・トレッキング・乗馬・川遊び・絵画・陶芸・禅・瞑想・卓球・麻雀・写真・ロックハウスや家具造り・料理・自然農業・米作り・縄文会等々いくらでもあります。
気になる費用ですが、同行の会で最小限のお金のところもあれば、それなりにお金を取るところもあります。
又、下記に案内( 八ヶ岳移住の参考資料 )しているように、富士見町には仕事と学びと集いの場という”森のオフイス”があり、テレワーキング・プロジェクトを進行させています。

富士見高原で撮った雲海と富士山

・・・ 八ヶ岳周辺の生活環境

八ヶ岳周辺も、コンビニや大型スーパーができ生活するには不便はなく、全てにおいて都会的になってきました。
東京に出るにも中央高速を使えば、小淵沢ICから八王子ICまでは2時間弱で着いてしまいます。知人には、週の半分を東京で残りを八ヶ岳で暮らしているパワフルな方もいます。又、諏訪や茅野、長坂あたりまで行きますと、東京にあるチェーン店のほとんどがありますので、便利になりました。
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約40年前の不便さを知っている私には、便利になることは良いのですが、田舎らしさが消えていき、何か複雑な気持ちも残ります。


・・・ 移住で考えるべきこと
都会と田舎の比較・良し悪しではなくお読みください!

※ 田舎で生まれ・田舎で育った方が大学などで都会に出る。そして、やむなく都会で就職し、結婚する。
そのような方はUターンで戻っても馴染みやすいでしょうが、 都会で生まれ・育った方が都会を捨てて移住する。これは、今まで育んだアイデンティティの変換にもなりますので慎重に考えるべきでしょう。

田舎の価値観・人間関係・政治・村社会等々の中には、都会では死語になったような言葉・モノゴトも生きているように思えます。しかし、逆にそこが人間的で楽しいのですが、戸惑うこともあります。
又、日本中から人々が集まる無国籍的な東京などの都市の役所とは異なり、役場は、古くから居住する地元民の集まりなので、村の名士の意見・部落の長 などの考え方・姿勢が優先されているように感じます。
このようなことも、日本自体が”村社会(島国)”なんだから、仕方がないと諦めるか、変換していくか、心身ともに地元民になりきるかは移住する方次第です。
その他には、消防団や村の行事・村の清掃等などに参加しないと罰金を取られるところもありますので注意が必要です。又、”財産区”と言う地域の権限(権力)を持っている森林・土地の所有団体もありますが、聞いたところによるとここには部外者は入れないようです。 このような団体や農協などが主になって町議・村議、町長・村長、しいては知事まで決めるていくわけです。
長野県では新しい風を期待した県民により一時”作家・田中康夫”氏が知事になりました。しかし、彼の父は信州大学の教授で、彼も小・中・高校と長野県で生活していたにも関わらずに、新しいことをやりすぎたので既存の風に弾き飛ばされてしまいました。 又、多くの仕事は田舎のエリート機関とされる、役場・農協などを中心として生み出されます。ですから、多くの民間企業の視線もそちらの方向に向いていますので、都会のような考え方では戸惑ってしまいます。
ま~、良し悪しは別にして、リベラルとはいきません。
保守的な風土、それが田舎ですので、どっぷりと浸かってしまえば結構安泰で平穏なのかもしれません。
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・・・  しかし、と言うかなんと言うか、安心してください!
そんなことも含め、リアルな田舎!を楽しんでいる方々は多くいます。
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なにしろ個人個人が、無関心ではいられない、生きていけない社会なんです。
それが嫌なら、下記に記載した「とある移住者の話」のように暮らす手もあります。
・・・ ま~、どちらにしろ無国籍的な都会とは異なった生き方になります。

又、有名人・俳優・女優などが田舎に住んで地元住民から優遇され、田舎の良さや住民の優しさなどをマスコミに述べていますが、普通の無名人が行ってもそうはいきません。
・・・ これも一種の田舎独特の権威主義的現れです。
しかし、大自然に囲まれての生活! 当然、自然の厳しさもありますが、自然の美しさや優しさは人間らしさを復活させてくれて、心を穏やかにもさせてくれます。
・・・ これは、都会では味わえないことです!

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新雪のカラマツ林

・・・ 移住の結論

観光に来て自然に憧れるのとそこで生活するのでは180度も違うことを理解して出すべきだと思います。
又、何をどうすれば損か・得かではなく、都会を離れた生活をしたいのであれば損も得もない、そうするしかないと思うのですが?
投資や値上がり目当ての不動産購入とは話が異なるのではないでしょうか、・・・ その”場”を気に入るかどうかだと思います。
そして、失敗や後悔は、どこで・どのような生活をしても、どんなに検討しても付きものだと思います。

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何事にも共通することですが、・・・・・
例えば結婚! 恋愛時期と結婚後では物事?が違って見えます。
移住にも共通したところがあります。 ま~、半分くらい(50%)良ければ成功と考えるべきではないでしょうか。



《 八ヶ岳移住の参考資料 》

長野県富士見町では ” 移住 & テレワーク支援制度 ” というものを作り、”富士見 森のオフィス”というワーキングスペースを提供していますので、興味のある方は富士見町役場に問い合わせてみて下さい。
又、北杜市(特に小淵沢や甲斐大泉・小泉地区)でも移住者が多く、その相談窓口を作っていますので、同じく役場に問い合わせてみて下さい。
あとは、北杜市・富士見町・原村の三市町村合同での移住説明会(八ヶ岳で暮らそう! 相談会)も定期的にやっているようです。

■ 長野県富士見町役場 総務課/企画統計係
〒 399-0292 長野県諏訪郡富士見町落合1077
TEL 0266-62-9332 (直通)

■ 北杜市役所長坂総合支所
〒 408-8585  山梨県北杜市長坂町長坂上条2575-19
TEL 0551-45-8282 FAX 0551-32-3303

立沢大橋と八ヶ岳


《 とある移住者の話 》

便利になりすぎたこの世の中!
八ヶ岳・富士見高原でサバイバル的移住生活をする人



私のいる富士見高原の標高が1,250Mです。
その人が生活するところは、1,100M位の山林で、道は獣道程度のものがあるだけです。 場所は、”高森取付道”という幹線道路から北に500Mくらい入ったところにありました。冬には氷点下15度くらいに下がり、雪が降るれば身動きができないところです。 そこに自力で家を建てて住んでいます。
・・・ それだけなら、普通のことです。
しかし、そこには水道も井戸もありません。
・・・ これくらいでも何とかなります。
さらに、電気もガスもなく、そして、”車”もないのです。
水は、ポリタンクを背負子で担ぎ、水の湧き出ている所まで片道1時間の山道を歩いて補給しているそうです。
そして、 ポットン式の便所の横には、ポットンがそのまま肥料になる自然農法の野菜が実っていました。
買い物などは、JR信濃境周辺まで歩いて行き賄います。
徒歩といっても、山道なので下り(行き)で 1,5~2時間で、上り(帰り)は倍の時間は掛かるでしょう。 このような生活を通年やっているそうです。
水道・下水道・光熱費・燃料費などが”0円”のサバイバル的な生活をしているのです。
極寒の冬・寒くはないのだろうか?
又、雪道を背負子を担ぎ水の補給をする。・・・ できるのだろうか?
本当に、冬も生活しているのだろうか?
・・・ 全くの驚きでしかない。
この方は、70歳代の中頃とのことで、いわゆる、ホームレス的な方ではありません

もし、私が同じようなことをするとしたら、温暖な沖縄あたりにすると思うが、・・・ なぜに、冬・極寒の八ヶ岳・富士見高原なのか?
思想からなのか、経済的なのか、ただの行きがかりでそうなったのかは、分かりませんが驚かされました。


便利になりすぎたこの世の中!
・・・ 色々な生き方があり、色々な人が住んでいることを実感しました。