☆ Private Corner ☆
拙作紹介
&
建築や生き方を考える
” 光と影(陰) ”
《 光と影(陰)/ 拙作紹介 》
” 設計監理作品 ”
久米建築事務所(現・久米設計)
及び、INA新建築研究所で修行し
30歳で独立をしてからの作品です
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光を媒体にして
”無(空)”から”有(空間)”へ
目次
■ 陰翳礼讃 / まえがき
■ 拙作 1 / 対話:光と影(陰)
■ 拙作 2 / 作品紹介 A
■ 拙作 3 / 作品紹介 B
※ 独立初期の作品
《 小さな美術館とお店・別荘/住宅 》
■ 拙作 4 / 作品紹介 C
※ 住宅インテリア
■ ドローイング+着色:建物配置図
■ 検討パース/スケッチ
■ 検討模型
■ CAD(キャド)
※ 拙作の参考・実施設計平面図
■ 最終プロジェクト
※ 某美術館計画の3DCG
■ こんなこともありました!
■ 建築の光と影
■ 変人は旅にでる!
■ 変人のインド生活記
■ ”考”! 富の不平等感
■ 建築構造計算書偽造事件
陰翳礼讃
《 まえがき 》
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掲載の建築写真は、30歳で独立し、50歳で建築設計業務をリタイヤするまでの拙作です。
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”運”と良きクライアントに恵まれ、”建築作品”として残すことができました。
これは、大変に幸運なことだと思っています。
中途半端な自分なりの哲学を具現化した愚作ですが、ご覧頂けたら幸いです。
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50歳からは、体力とともに精神力が衰え ( 鬱状態になってしまったのです )、 大した哲学ではないのですが作品に反映できなくなったので、建築設計業務をリタイヤし、悩みながら・インドフリークになると同時に、精神哲学を学びながら物質主義から少しばかり遠のいた心境で生活しています。
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愚作ですがご覧下さい。
拙作 1 / 対話:光と影(陰)
《 拙作 2 – 作品紹介 》
拙作 3 – 作品紹介
独立初期の作品
《 小さな美術館とお店・別荘/住宅 》
▲ 独立初期の作品
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拙作 4 – 作品紹介
《 住宅インテリア 》
ドローイング+着色:建物配置図
CG (コンピューターグラフィック)
による拙作紹介
検討パース/スケッチ
検討模型
CAD(キャド)
拙作の参考・実施設計平面図
《 最終プロジェクト 》
某美術館計画の3DCG
” インド三昧 ” になる直前に計画(設計)した美術館で、私の最終建築プロジェクトで余韻が残る未完の拙作です。 大きな筒が美術館本館で小さな筒がレストランと売店です。
こんなこともありました!
下記の建物写真3点 ・・・・
独立した初期(30代前半)に設計した小さな・小さな木造建築です。
いつしか、上記のような大きな建物の設計も手掛けるようになりましたが、独立当時の小さな建物で悪戦苦闘していた頃の思い出話です。
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その頃は、私同様にお金がない施主の方が多く、当時受けた小さな建物は、施主・設計者も工事を手伝ったり、工夫して驚く位に安くできています。
冗談みたいな話ですが、設計を受けるかどうかの話の中、建物に関する夢と同時にお金(予算)の話を聞いた時には、驚いた案件もありました。
前年に完成した岐阜の住宅(下記写真)の設計料より少ない額で、その金額が建設に掛かる全てだという。
建設費や設計料、申請・敷地の伐採など一切合切含んだ金額とのこと。
出来る訳がないと思っていたが、依頼主と一緒に酒を飲んで話しているうちに引き受けることになってしまった。
ま~、やるしかない!
依頼の建物は小さいのですが、依頼主の夢だけは大きかった!
この予算では、物置みたいなモノしか造れないと思えたが、”バク”ではないが、その夢を一緒に喰うことにした。
辛く大変なこともありました。
しかし、そこにはお金は無いが、
・・・ 夢がありました!
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《 感謝 》
※ 良き時を過ごさせて頂きました。
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建築の光と影
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建築家とはなんなのか?
為政者や金持ちと一緒になり、グローバルスタンダードという名のもとに、日本中・世界中を一様化している。
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独立後・なんとか努力が実り、よいクライアントやスタッフにも恵まれ、大きな建物やそれなりの建築の設計ができるようになりましたが、上記のような疑問が湧いてきた。
私は、何とかなってくると・そのものを壊し元に戻したくなり ・・・ 足踏みをしながら考え込んでしまう変人体質なんです。
所謂、自虐的で融通がきかないというか、不器用な体質なんです。
出た結論は、
貧乏性の私には華やかさが合わないということです。
違和感と羞恥心で鬱状態になるのです。
・・▲・・
華やか!
・・▼・・
この後に、自己嫌悪からか
鬱状態になってしまった。
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私には華やかさが合わない!
日向よりも日陰の方が居心地がよく、アウトロー的に地べたを這いつくばっていた方が性に合い、健康でいられるようです。
・・・ まったく、
現社会で生きるのに不向き、
面倒くさい体質で嫌になる。
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”考”!
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建築家は、ある意味では、・・・
物質主義の手助けをしているのではないか?
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貧乏性で不器用な私は、・・・
そんなことを考えるようになり、年代特有の”うつ状態”になってしまった。
しかたなく生活から離れ、薬を服用しながらの” 旅 ” に出ることにしました。
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変人は旅にでる!
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私は、マスメディア・マスコミ嫌いや政治家・権力者、それに物質主義への嫌悪感が増していき、社会/世間を避けるようになり、何とか軌道に乗ってきたものを整理し、彷徨い人への道/筋金入りの変人への道を歩み始めてしまいました。
” 変人 ” の50代は、毎年のようにインドを訪れ、1ヶ月半くらいの間インドでサドゥと共に生活していました。
・・・ 所謂、建築設計という本業を離れ、インド三昧になり/ ” 真っ当な変人 ” になってしまったのです。
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※ 変人のインド生活記
上下水道ナシ:川の水を飲み・そこで排泄する
当然、電気・ガス未完備。
自然との共生!・・・
岩と岩の間に造られた掘っ立て小屋は、
自然との共生などと言わなくても、
自然の一部になっている
あるものだけで出来ているから建設費も掛からない/いらない
自然を取り入れる!・・・
理屈をこねなくてもその状態!
暑いインドでも、北部山岳地帯(ヒマラヤ)のガンガ(ガンジス河)源流地域は、夜は猛烈に寒い(零下)。
土の床・天井の藁の隙間から星が見える小屋の中で木々を燃やし、雑木を組み合わせたベッドで眠る。
辛く、大変なこともあるが、
理屈なしでの生きることに必死!
だから、何も考えなくてすむ。
そして、嫌な気分が消えていった。
縄文的な住まい、縄文的な生活
住まいも生活も、これで充分なのだ、・・・ と思えてくる。
”考”!
☆ 富の不平等感 ☆
現在、世界人口70億人の下から半分の35億人の年間収入と上位26人の年間収入が、ほとんど同じなのです。
すごいですね、35億人=26人!
” 変人 ”の思考
ルネッサンス以降の 人間中心主義
人間の欲からの物質主義・金銭主義
モノの良し悪しや、思考、何でもかんでもが人間中心の世界
お金がモノ言う世界
” 変人 ”は、
なんだかな~ と、思ってしまう。
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過去にこんな出来事もありました。
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END