” シリーズ: 八ヶ岳思考 ”
旅の終わりに

■ ■ ■ ■ ■


インド/コルカタ
マザーハウスにて


” 人生の歩き方 ” 編

道に迷ったとき
歩き疲れたとき
暗くなり、・・・
周りが見えなくなったとき
今宵の宿がないとき

そんな時に、
ガイドブック片手に続けてきた旅!

 ルドルフ シュタイナー  
  人智学概論  ( Epilogue )



幸せを約束された場所で
何が起きているのか

☆ ☆ ☆

人は、何故 悩み・苦しむのだろうか

インド/サルナートにて


五木寛之氏
書籍 ” 人間の運命 ” から

人間の存在とは、そもそも残酷で無残なものだと思わないわけにはいかない。そして、人間というのは、生まれながらにして、ある悪をせおっている存在だと考える。

・・・ 五木寛之



学び! 色々なモノを見てきた。
☆ 人間に付き纏う”魑魅魍魎”  ☆

インドにて
瞑想中のサドゥ


青い鳥:幸せはどこに!
幸せを約束された場所で何が起きているのか

《 目次 》

【 宗教 】 ・・・ ”教訓”
某真理教事件を考える
なぜ、あんなことを!
彼らからの教訓!

【 政治 】 ・・・ ”実体験”
主義主張を考える
☆ 民主主義と共産主義 ☆
ソビエト、東ドイツ、当時の東欧諸国
中近東、アジアでの体験から考える

【 人生 】 ・・・ ”実体験”
人間の一生を考える
人生の終焉で自分が自分ではなくなる病


ルドルフ シュタイナー ☆ 精神科学・基礎編/夜空
神秘:この宇宙の片隅で誕生した悩み多き生命
・・・ この生命体は、悩みがあるから学ぶ!


学び! ・・・
色々なモノを見てきた。

mother teresa
India/Kolkata


人間に付き纏う善と悪(魑魅魍魎)

★ Carl Gustav Jung

【人間の悪】
「疑いもなく、つねに人間の中に棲んでいる悪は、量りしれない巨魁なのだ。」



出自による差別
インド/アウトカーストの子供


青い鳥:幸せはどこに
幸せを約束された場所で何が起きているのか

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色々なモノを見てきた!
・・・ その 1

某真理教事件を考える

批判的な意見を書こうとしましたが、同情的な記載になってしまった。
しかし、いくらなんでも彼らの遣ったことは許されないと思う。

宗教の論理を捻じ曲げての行為は、愚かとしか思えないが、この愚かさを全ての人間が持ち合わせているような気がしています。

☆ ☆ ☆ ☆

参考に、村上春樹氏の某真理教の信者・元信者との対談書籍「underground 2・約束された場所で」 ◇ 初刊 1998年11月 ◇ に書かれていたことを記載します。

註)某真理教とは私が勝手に書いている言葉で、実際は実名で出ています。
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インタビュー後の村上氏の解説
名前は本人の希望により実名もあり仮名もあるとの記載


村上春樹氏 書籍
”underground 2/約束された場所で” から

☆ ☆ ☆ ☆

稲葉光治氏
稲葉さんは某真理教の現役の信者である。
1956年、北海道生まれ。

父親は公務員で転勤が多かった。
兄弟は弟が一人いる。

外見的にはごく普通の子供だったが、「自分は何のために生きているのか」と延々と考え込むところがあったそうだ。

こういう傾向は、某真理教信者の一つパターンかもしれない。

思想としては哲学から仏教へ、それからチベット密教、某真理教というコースを辿っている。
小学校・中学校の先生になったが、三十四歳のときに出家している。

いかにも真面目で穏やかそうな人で、きっと良い先生だったのだろうと想像する。

今でも部屋の中には小さな祭壇があり、「麻原開祖」の写真と「新教祖」の写真が飾ってある。

☆ ☆ ☆ ☆

高橋英利氏
1967年、東京・立川市に生まれる。

信州大学理学部で、地質学を学び、大学院に進んで測地天文学を学んだ。

大学院在学中に信州大学松本キャンパスに講演に来た麻原彰晃と話をし、その後・井上嘉浩に勧誘されて入信。

その後教団から抜けるが、やはりどうしても「現世」では集中できずに再度入信し、今度は出家信者となる。

きわめて論理的に明晰に話をする人で、ーーー これはあるいは某真理教信者に共通して言えることかもしれないけれど、論理が通らないと納得しない。

そのかわり論理が通れば、それを積極的に受け入れようとする。
そういう生真面目なところが少なからずあるように見受けられた。

この人の場合は、論理的思考力が優れているだけに、ますます「意味の言語化」という、ある意味では出口のない、マクロとミクロの交差する個人的サイクルに嵌り込んでしまうことになったようだ。

・・・ 気持ちとしてはわかるのだけど。

現在は、「裁判で麻原の言動を見ていると吐き気がしてきます。」と述べている。

☆ ☆ ☆ ☆

神田美由紀氏
1973年に神奈川県に生まれる。父親は勤め人で、ごく普通の中流家庭だ。

16歳の時に麻原彰晃の本を手にして読んで感銘を受け、二人の兄と共に、兄弟全員で某真理教に入信する。

やがて修行に集中するため高校を中退し出家する。

彼女と話していると、この人にとって某真理教というのは、理想的な「容れもの」であったのだなと納得してしまう。この人にとっては、「現世」で生きるよりは、教団に入って修行しているほうが、はるかに幸福であったに違いない。

・・・ 「 世間にはこういう人がいてもいいじゃないか 」 と言う考えの方のほうに、私の気持ちは傾いてしまう。

☆ ☆ ☆ ☆

狩野浩之氏
1965年、東京都に生まれ、弟と妹がいる。

大学在学中に体をこわし、某真理教主宰するヨガ道場に通うようになり、わずか二十日後に麻原に出家を勧められ、その五か月後に出家している。

出家後の六年間におよぶ教団内での生活は、地下鉄サリン事件によって、その平穏が破壊されるまでは、彼にとっては曇りひとつなく素晴らしいものだったという。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ◇

underground 2・約束された場所で、 を読んでみて

現世!
いつの時代・どこの国でも ” 社会・人間社会 ” と自分自身の思考・行動とのギャップに悩むのが常で、過去の哲学者や文人、記録に残っている方々の言動にはその種の悩みについての名言が多い。

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聖徳太子は、「世間虚仮」と述べ、
楽観的なゲーテさえ、晩年に
結局、私の生活は苦悩と重荷に過ぎなかった。
75年の生涯において、真に幸福であったのは4週間とはなかった。
・・・ と言っている。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ◇

幸福というものが、同時に 不幸の源になっている。
Johann Wolfgang von Goethe

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人生とは、苦悩と退屈のあいだを、振り子のように揺れ動くものだ。
Arthur Schopenhauer

インド・サドゥ
青い鳥:幸せはどこに
合掌するしかない!
一方向の視野での辛い出来事

なぜ、 あんなことを!
・・・ その愚かさを探ってみました。

某真理教の地下鉄や松本市でサリンを撒いた死刑囚や無期懲役囚(元応用物理学者や元外科医師)の言葉です。

★ 命の不思議・現代の科学が避けているような精神的問題 或いは、なぜ生きるかなどの疑問を解決してくれる法則があるはずだと思っている。 私は、それらを追求してみたかったのです。

★ この時代のこの場所に、
なぜ自分は存在しているのか。
その意義!
そのようなことを僕は知りたかったのです。


元外科医師・林郁夫氏
1947年1月23日に医師の家庭に生まれた林氏は、有名大学の医学部を出て国立病院の心臓外科医となったが、医師として多くの患者の死に触れる中、絶望的な無力感に苛まれ、「死」という過酷な現実に対してできることはないか…という純粋な思いから某真理教へとのめり込んでいく。

彼は、当時の持ち金の全て8,000万円と車2台を寄付し、家族(妻・子供)まで連れて出家する。・・・ こちらの世界(現世)には戻らない覚悟のうえで出家している。



出家後、某真理教附属病院の院長に就任した彼は、本来は東洋医学や瞑想も取り入れ、末期がんなどの難病治療に取り組むはずだったが、理想とはまるで違う現実が待っていた。

地下鉄でサリンを撒く実行犯になっていくのです。

彼の取り調べを行った刑事によると、 「 林がサリンを撒いたことを自供した後で、『 なぜそういうことが起きるんだろう 』 と聞くと、彼が言ったのは 『 閉塞感 』 という言葉だそうです。

閉塞感 ・・・

日本人は、コミュニティ(職場も同じ)に入った場合、コミュニティの中で弾き出されたらどうしようという気持ち、仲間外れの孤独感や見捨てられた時の寂寥感や恐怖感が生まれるという。

職場だったら辞めればいいし、組織だったら抜ければいいのですが、辞める・抜ける動機の良し悪しは別として、現在の日本社会・日本人のコミュニティに入ると独特の感情が芽生えてきて、平常時の理屈通りにはいかないという。

林氏はそういうことだと言う。

※ 閉塞感 !
・・・ 考えさせられます。
日本社会 > 仲間意識 ~ 村八分、戦前の”隣組”等など

◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ◇

首謀者(教祖)を除く”彼ら”は、至って純粋な気持ちから、自分自身の日常や人生に対する疑問を抱え、病気の人々を助けられない虚しさや自然科学での論理では答えが見つからない苦しさ、不安からの逃避が入信の動機になっていたようです。

そして、気が付かないうちに、人を助けるということの真逆にある殺人まで犯してしまいました。

この事件を映画化した監督の話です。
★ 拘置所で面会した”彼ら”は 、繊細であると同時に、優しさと善意が服を着ているような男たちだった 。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ◇

”彼ら”12人! 無期懲役囚の元外科医師を除き死刑は執行され、・・・
もうこの世にはいない。



【参考】

書籍 : 終わらないオウム/鹿砦社
上祐史浩・鈴木邦男・徐 裕行(村井秀夫殺害/服役出所後) 三者会談
解説:田原総一郎からの引用

上祐史浩 氏 談
オウムの時代は、日本はバブルの時代でもあり、お金ではない幸福を求めた人の中に、オウムに入った人もいた。

オウムもバブル経済も、どちらも潰れましたが、オウムに行った人は、お金ではなく、ある意味で究極の善を求めて、解脱と人類救済を説く麻原に強く惹かれた。

お金だけでなく家族まで捨てて没入した。

しかし、その教えを妄信している間に、自分たちが神の集団だという慢心に陥り、悪の勢力と戦わねばならないという妄信に陥った。

これは、善を追求して悪との闘いに向かう際に、自分では気づかない慢心・自己中心に陥り、気づいてみると、自分たちこそが悪に転じてしまうプロセスだと思います。・・・ 以下略

なぜ彼は、オームなどに嵌り込んでしまったのか?

上祐史浩氏 談
一人ひとりが自分の中の麻原に帰依し、麻原の狂気を自分向けに解釈しているので、いわば「自分教」なんです。

自分が信じたものが正しいと思えなくてはならないのです。
そうでないと自分が壊れてしまうから、非常に苦しむことになる。 ・・・ 以下略

註) 種々の ”学びやその集まり” にも共通しているように思える。

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なぜ、 あんなことを!

さるべき業縁の催せば、
如何なる振舞もすべし。- 親鸞

《 現代風解釈 》
あのようなことは絶対にしないと、
言い切れない - 親鸞

インド/ハリドワール
青い鳥:幸せはどこに
やはり、合掌するしかない!


”彼ら”からの教訓!

偏らない。
仏教で言うところの ” 中道 ” !

”彼ら”からの教訓でもあります。

地球には夜もあれば昼もある
アジア地域は夜が明ける写真 NASA


青い鳥:幸せはどこに

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思想 > 政治 > 社会

シュタイナー彫刻

色々なモノを見てきた!
・・・ その 2

政治的主義主張を考える
・ 民主主義・共産主義 etc

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若き頃、フインランドでの学びを終え、帰路で体験したことです。

☆ ☆ ☆

フインランドから陸路でソビエトをはじめ共産国の東ドイツ、東欧諸国を経てトルコに出て、中近東 > インド、アジア諸国を経由して台湾から琉球海運で沖縄(米領)に着きました。

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その頃、夢の制度・在り方だと思えていたマルクス・ レーニン主義、平等の下にあると思えた共産・社会主義。

そのソビエトでの権力的な監視社会や為政者と庶民の不平等感、東ドイツで一昼夜監禁され権力的に詰問されたことなど、夢の世界と現実はかけ離れていた。

その上、共産国ポーランドのワルシャワでの警察権力による酷い体験、共産国チェコスロバキアで見た庶民の生活等など、どこの国の人も暗い顔をし・空気は淀んでいた。

共産・社会主義
権力の坩堝・権力者による粛清と監視社会

その後に辿り着いた西側のイスタンブールでの朝日の美しさ

自由・民主主義

自由な空気の素晴らしさ

しかし、そこから陸路で訪れたトルコ・イラク・イラン・アフガニスタンからカイバル峠を越えて、パキスタン・インド・東パキスタン(バングラディシュ)で見てきた貧困!

更に、ビルマ(ミャンマー)やベトナム(戦争)などを見聞しているうちに自由な空気も埃だらけの空気になっていった。

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共産・社会主義自由・民主主義も何だかな~と思いながら、沖縄(米領)を経て鹿児島(帰国)に着いた。

☆ ☆ ☆


番外体験編/約50年前の中近東

こんなこともあった、
当時のアフガニスタンでは、ハシシュは普通に売店で購入できLSDもかなり出回っていた。

そのアフガニスタンからパキスタンへの麻薬の運び人を依頼されたが、当然断った。
当時のパキスタンでは、麻薬の売人または所持は終身刑か死刑だったと思う。

依頼したのは、イスラーム過激派のジハーディスト/スンニ派の過激分子(アルカイダみたいなもの)でした。彼らの資金源の一部が麻薬だったのでしょう。

ゲリラやヒッピーのアジトみたいなところで一緒になったアイリッシュは、運び屋を引き受けお金をもらっていたが、その後どうなったのだろうか?
・・・ 無事に済んだのだろうか。

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又、イラン高原のエルブールズ山脈地帯を移動するおんぼろの乗り合いバスでの出来事です。
そのバスの最後部の席に警官二人と囚人一人が乗っていた。

その他は満員状態で田舎町から田舎町への一昼夜の移動となった。

途中、PM5時頃だったか、イスラムのお祈りの時間となり、砂漠みたいなところで全員バスから降ろされ、地べたにオデコを擦り付けてのお祈りとなった。

警官も囚人も祈っていたが、その間囚人は猛烈な勢いで逃げ出した。
お祈りの時なので、手錠は外されていたようだ。

当然、警官は追いかけていく。

乗り合いバスは、一時間近く待つことになった。
遠くで、パン・パンと乾いた音が聞こえた。

その音の後に、・・・
囚人は警官に抱えられて戻ってきた。
・・・ 射殺されていた。

その死体を、乗り合いバスの屋根に縛り付けバスは走る。
映画かアニメみたいな話だが、現実に起こったことです。

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パキスタンでは、偶然にも・当時のドキュメンタリー映画”世界残酷物語”にも映されたものを見た。

宗教祭事:アシュラなのだが、何人もの青年が上半身裸になり、鎖の先端にいくつものナイフをつけたものを自分の体全体にぶつけ、痛みや苦しみを我慢するという祭りです。

パキスタン/宗教祭事:アシュラ


観客は興奮し、血や小さな肉片が飛び交う。

何メートルも離れている私の顔にも血が飛んでくる。
街中が血だらけになり、気絶する青年や亡くなる青年が出る。

日本でも、滝行や焚火の上の火渡り、千日回峰行という宗教的苦行があるが、血が飛び・肉片が飛び周囲が興奮して煽り立てることはない。

私が見ている前でも、青年が気絶しどこかに運ばれていった。

宗教とは、・・・
ジハードと言って自らに爆弾(自爆テロ)をつけ死んでいく。
そして、このような自虐的な祭事がある。

ある宗教では、余り今生の肉体には愛着がないようだ。

全くもって、政治思想にも問題が多いが、宗教思想もなんだかな~と、思わされた。

色々なモノを見てきた!

☆ ☆ ☆

このようにメチャクチャで、当時の陸路の中近東は貧困・麻薬、ゲリラや窃盗集団の坩堝だった。

ま~、よく生きて日本に到着したもんだと思っているが、日本に到着して2日後には高熱を出し2ヶ月間も入院してしまった。

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右にしても、左にしても、人間のやること・人間の業/サガの醜さを見てくると、現世・人間社会は腐りきり、平等や平和なんてものは夢の中での物語でしかないと思えた。

そして、救いのハズの宗教もなんだかな~ と思え、頼りにならない。

政治と企業の癒着と腐敗、富の偏り・貧富の差、弾圧、
権力者の粛清と監視や欺き、庶民の貧困・麻薬売買、宗教紛争や戦争!

・・・ 生きるということの残酷さを見てきた。

しかし、・・・
腐りきったこの人間社会もいつかは救われるのではないかと思っています。

これからは”物質社会”から”精神社会”に・モノから心の時代に移行していくような気がするので、次に甦るときが楽しみです。

・・・ 次の世に期待したい

インド/バラナシ:ガンガ(ガンジス河)の夜明け


青い鳥:幸せはどこに

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社会 > 人生

シュタイナー

色々なモノを見てきた!
・・・ その 3

人間の一生

生きていると色んな病に遭遇する。

・・・ そのうちの一つ
自分が自分ではなくなる病

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人生の末期に訪れる、自分が自分ではなくなる病
他者を傷つけ、悩まし、迷惑をかける。


暴力・暴言を吐く認知症の親の介護に疲れた子供が自死した家族を知っている。しかし、当事者(親)は自分自身が原因で起きたことが分からない。

幸か不幸か!
だから悲しまないで済んでいる。



自分が自分ではなくなる病

人間誰もが、今までに色々なことを学んできた。
しかし、人生の末期に訪れる病!
これには 今までに学んだことなどなんの役にも立たない!

残酷なことですが、・・・

他者を傷つけ、悩まし、迷惑をかけるが、どうしようもない。
自分が自分ではなくなるのだから、どうしようもない。

・・・ 悟りようがない!
・・・ 諦めようがない!
・・・ 謝りようがない!

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何故に、人間の一生には残酷なドラマが待ち受けているのだろうか?
一生のうちに幸せを感じる時がどのくらいあるのだろうか?
・・・ 神は、いるのだろうか?

仏陀 《 人生は苦なり 》

コルカタ
マザーハウスにて

インド/コルカタの”マザーハウスには、神の存在を信じ、不幸な人々を助けている人々がいる。

再度、合掌するしかない !

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我が身を考えると、・・・
他者に迷惑を掛ける前に何とかならないものかと思う今日この頃ですが、ホットする瞬間、微笑む瞬間、感激する瞬間、なるほどと思う瞬間、辛さ・苦しさを忘れられるひと時を探しながら日々を過ごそうと心掛けています。

何とか迷惑を掛けずに、次の世界へ旅立てるようにと、
・・・ ”神仏”に願いながら!

インド/バラナシ:ガンガ(ガンジス河)の夜明け  3
明けない夜はない!
インド/バラナシ:ガンガ(ガンジス河)の夜明け


今回のテーマ!
人生での幸せとは?

ルドルフ シュタイナー ☆ 精神科学・基礎編/インド・私
インドにて


◆  人それぞれの幸・不幸

あの楽観的なゲーテでさえ、75歳の時の回顧記に

私の人生は苦痛と重荷に過ぎなかった。75年の全生涯において、真に幸福であったのは四週間とはなかった。 ”

と述べている。

・・・ 人それぞれの幸・不幸
私は、五週間くらいはあったような気がするので、ま~良しとしています。


・・・ END ・・・