シリーズ:旅の途中
《 独楽道楽 》
文化/絵画・挿絵
横尾忠則 氏

文化/絵画
瀬戸内寂聴氏の「奇縁まんだら」という書籍の挿絵として、横尾忠則氏が素晴らしい人物画を書いていますので紹介いたします。
瀬戸内寂聴氏の”表紙”と”はじめに”に書かれた文言
生きるとは、
人との出会い。
奇なる縁の
不思議さと幸せ
『 生きるということは、日々新しい縁を結ぶことだと思う。
数々ある縁の中でも人と人の縁ほど、奇なるものはないのではないか。
思いもかけない人と人との出逢い、心惹かれたり、疎ましく思ったりもする。
一つの縁から 次の縁に結び付き、縁の輪が広がっていく。結んだつもりの縁も ふとしたことから切れることもある。
けれども切れたと思ったのは、人の浅墓な考えで、一度結んだ縁は決して切れることはない。
そこが人生の恐ろしさでもあり、有難さでもある。』
そのエッセイに横尾忠則氏が瀬戸内寂聴氏が出会った人の似顔絵を描いている。
それがとても素晴らしいので、紹介いたします。
挿絵:横尾忠則氏












書籍は、日本経済新聞出版社で、本の題名は「奇縁まんだら」
著者・瀬戸内寂聴
画 ・横尾忠則
挿絵も素晴らしいですが、エッセイの内容もとても素晴らしいものです。
興味のある方は、手に取ってみて下さい。