シリーズ:八ヶ岳思考
ヨガ・瞑想 – NO2
《 八ヶ岳/ヨガ・瞑想思考 》
ヨガ瞑想を考える – NO2
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INDEX – NO2
《 E 》
インドでのヨガ☆瞑想体験談
《 F 》
岩場で座禅瞑想をする人
《 G 》
私の50代はインド三昧
インドの話
ヨガの聖地 / Rishikesh : India
《 E 》
インドでのヨガ☆瞑想の概略体験談
☆ ☆ ☆
インド北部・ガンガ/ガンジス河上流のリシュケッシ(上の写真)は、ヨガの聖地ですので多くのヨガ教室があります。
又、リシュケッシは、観光化されていて世界中のヨガ愛好家たちが集まっています。
予算的なことは、・・・
20年以上前の事なので確かではないのですが、一日コースですと、簡単な食事も入って安いところで約4~500円(当時のレート/約150Rs) 位でした。
又、長期滞在用に数泊するコースもあります。値段はアシュラムの宿泊施設により異なるようですが、一泊はドミトリー部屋で約2000円(約700Rs)位でした。
当時の物価ですが、・・・
当時・インドで私が寝泊まりしていた処(宿)は、汚い・凄い部屋ですが 1泊30ルピーで当時の換算で1泊日本円で90円位でしたので、150Rs(ルピー)は、高いな~と思った覚えがあります。
食事は、街の食堂で10Rs(ビリヤーニ+α=30円)程で食べていました。
当時一般的なバックパッカーが泊まる宿の価格がドミトリーで100Rs(300円)前後でしたが、一般ツアー客の泊まるホテルは、当時・最低でも3,000Rs(9,000円)はしていました。
因みに、私には縁がなかったのですが、ニューデリー空港周辺のホテル群は、日本の高級ホテル並みの価格だったようです。
尚、日本のヨガツアーなどでツアー客が旅行社に支払う金額は、一日コースでも3,000円(1,000Rs)以上は取っていたようですが、手取り足取り全てをセットしてくれる訳ですので、金額が高いのは仕方がないことだと思います。
・・・ 昔の話になりますが目安にして下さい。
☆ ☆ ☆
アシュラムでは、最初にヨガの定義的なことから入り、呼吸法などをマスターしてから”ヨガの行”の実地的な修練に入ります。
どこのアシュラムも主体はポーズをとるヨガで、何故か欧米の女性の方が多い。
やはり美容や健康思考でのヨガなのでしょうか。
余談ですが、ビートルズもここでヨガを学んだそうです。
☆ ☆ ☆
修練には下記”マントラ”を唱える時間も入っています。
OM Bahahu Subaha~ Tato Sabitu Bareniam ・・・
マントラ(真言)の始めと終わりには、必ず”OM(オーム)”と唱えます。
オームと聞けば、地下鉄サリン事件の”オーム真理教”を思い出し嫌悪感を持ちますが、”OM(オーム)”はサンスクリット語のシラブル(音節)の一つで、真の意味は宇宙の最高原理で不滅や不壊を意味し、宗教的にも哲学的にも大変に尊重された言葉(聖音)なのです。
例えるならば、キリスト教の”アーメン”に相当する聖音のようです。
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”オーム真理教”
彼らは、間違ったイメージを植え付けて、インド人やインドの文化にも大変な迷惑をかけたわけです。
☆ ☆ ☆
さて、アシュラムに戻ります。
アシュラムによって異なりますが、朝の5時から夕方6時くらいまでが瞑想や修練(ヨガポーズ)の時間になります。
又、いくら観光客向けの教室と言っても、かなり宗教色の濃いいアシュラムもありますので、日本的なと思って行くと面喰います。
それは、ヨガは、インド古来のバラモン教>ヒンドゥー教の宗教行法/解脱に至る修行の一つで、単なる健康法とは違いますので、基本的な修行法をマスターしてから”行”に入るからなのです。
☆ ☆ ☆
ヨガ・行に興味がある方には参考書籍に、”超”心理学者・本山博氏の書籍「チャクラ・異次元への接点」 / 宗教心理学研究所出版があります。
《 F 》
ガンガ(ガンジス河)の上流
岩場で座禅瞑想をする人々。
私の座禅瞑想は、野狐禅での瞑想ですので、瞑想中には様々な悩みなどが駆け巡ります。
それに雑念も多く”無”の境地などとは程遠いのですが、それを良しとして自分との対話を楽しんでいます。
又、疲れたり、気が向かない時にはすぐに止めてしまいます。
・・・ 私には、ヨガだけでなく行法的な瞑想も無理なようです!
そんな訳で、リシュケッシでヨガの指導者(僧侶) にも匙を投げられたのでしょう。
《 G 》 インドの話
・・・ ところで、最後に!
余談になりますが、私の二十年ほど前の五十代はインド三昧でした。
取りつかれたように毎年のようにインドを旅し、毎回一ヶ月半くらい滞在していました。
その頃のインドは現在とは異なり、まだまだ”俗にいうインド”そのものでしたが、”文化の国インド”も現在は欧米文明に飲み込まれているようです。
・・・ 外野からの意見ですが、インドにはカオスや不変文化がよく似合う!
そんな訳で、ここで掲載している写真や物語は、二十年近くも前のものなので、現在のインドを表現していないかもしれませんが、ご理解の上お読みください。
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ヨガはインド古来のバラモン教>ヒンドゥー教の宗教行法/解脱に至る修行の一つですが、ヒンドゥー教にはいくつかの宗教上の聖地があります。
その一つがリシュケッシのガンガー(ガンジス河)を少し下ると聖地:ハリドワールがあります。毎晩 ガンガー の川沿いではプージャ (礼拝の儀礼) が行われています。
ここはガンガー上流のためか水は冷たく、見た目は綺麗です。
そこから更に、首都デリーを通り越して下っていくと(満員列車で一昼夜)インド/ヒンドゥー教 最大の聖地・バラナシがあります。
《 満員列車はこんな状態! 》
定刻より7時間遅れの列車内は、あまりに混んでいて身動きがとれないので、座席に坐して瞑想の真似事をしていたら、大人から子供まで私に ”何しているの?” てな感じで話し掛けるは、チョッカイを出すはで、”無の境地”どころではない。
ま~、インド人はよく喋るし、一人にしておいてはくれない!
そして、こっちが迷惑しているのに、何でもかんでも ” No problem ” ですます。
”バラナシ”に着きました!
バラナシ : ここにはサドゥが沢山集まっています。
仏教の聖地:サルナートも近くにあり、少し足を延ばせば(やはり満員の列車で一晩)釈迦が、菩提樹の下で座禅瞑想して悟りを開いたブッダガヤもあります。
ヒンドゥー教徒にとっては、バラナシのガンガ(ガンジス河) は天 (ブラゥナー)と地(人間)を結ぶ河であり、”現生の罪や穢れ”といったものを洗い流し、次の生へ導いてくれる唯一の場所なのです。
又、このバラナシにはヨガ教室も多くあり、毎晩 プージャの催事も 行われている最大聖地ですが、茶色く濁った聖なる河/ガンガの汚染はひどいもんです。
生と死が混在しているインド!
このインドの最大聖地/バラナシには有名なマニカルニカガート(火葬場)があります。
街中を数人が担ぐ木組みの担架でこのマニカルニカガートに運ばれた死体は、ガンガ(ガンジス河)で 清めてから焼かれます。
この地で火葬されガンガに流されることが、輪廻転生を信じるヒンドゥにとっては最大の喜びなのです。
薪の上で焼かれる人の炎!
その炎の傍で子供や牛たちが水浴びをしています。
この聖なる河は、宗教上の行為で死体が流れ、火葬された灰が流れ、沐浴をし、泳ぎ、歯を磨き、体を洗い、洗濯もし、汚物も流れ ています。
・・・ このようなことが果てしなく続いているのです。
このガンガに免疫のあるインド人が、死体の流れる傍で沐浴しても・口を濯いでもなんともないのですが、インド人以外の方が同じようなことをすれば、多くの方が下痢に嘔吐、高熱で、最低一週間位は寝込みます。
しかし、この河の汚染の最大の原因は宗教上のことが多く、なんともしがたいのが現状のようです。
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ヨガ・瞑想 – NO3/ Index
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《 H 》
アーユルヴェーダ―
《 I 》
インド人・ヒンドゥ教の人生訓