”シリーズ :旅の途中!”


色々な景色やモノを見て、色々な人に出会う旅

特集:和を以て貴しとなす

《 コロナ禍での社会現象 》

論評:歴史社会学者 / 小熊英二 氏
作家 / 村上龍氏: ”日本の村社会”
”和を以て貴しとなす”を考える



” コロナ禍 ”

差別・区別 > 平等!
和を以て貴しとなす‐とは?

特集:和を以て貴しとなす/リスボンの街
Lisboa/Portgal
”異質の存在”
そこから何が見えますか?

このコロナ禍に
起きている正義感

”自粛警察やマスク警察”、
”SNSなどでの攻撃”等など

”和を乱す” 或いは、害を与える/受けるからということで取り締まる。

・・・ 鉄槌を下す!

これを一般人がやる。

行き過ぎると、害は与えないが一般とは異なる容姿・行為をするだけの添付写真のような”訳の分からない存在 ”も異物として攻撃の対象になってしまうのかもしれません。

”自分勝手や我がまま”と”個人の考え方や主張を大切にする”ことの違いはどこにあるのだろうか?  ・・・ 実に難しい!

☆ ☆ ☆

注意しないと、自分達と異なる容姿、考えや動きをするものを「別種/異質(ある意味では魑魅魍魎)、訳の分からない存在」として見てしまいます。

それが国や”社会・集団” そして、集団に飲み込まれた個人だと思います。 

”コロナ禍”

難しいことですが、このことを考えるには良い機会なのではないでしょうか。

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【 参考引用 】

”日本という村社会”

歴史社会学者 / 小熊英二
「単一民族神話の起源」
より

『日本の集団観においては、まず個人があり、それが集まって集団ができるとはされない。 

まず、<集団>があり、そこからの疎外現象として<個人>が析出されるのである。

そのため、集団の本流は常に中心のない<みんな>であり、<個人的意見>は、常に傍流とされる。』 

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作家 / 村上龍
MEN ARE EXPENDABLE.VOL – 6


” 日本という国 ”


『個人の概念が未発達な国では、個人というのは集団から疎外されることによって際立つ。 

たとえば、メディアの文脈などでは、個人が発達するのは、集団から疎外される場合に限られてる。 

個人的嗜好も集団の影響下にあることが多い。

これまで何度も書いてきたように、そもそも個人と言う概念が希薄だった。

個人と言う言葉そのものが、集団から疎外され、集団と対立するものとして始めて浮かび上がってくるものなのだ。 

それは、きっと異質な他者という存在を、歴史的に意識せずにすんできたということも大きいのだろう。』

特集:和を以て貴しとなす/アントワープの街
Antwerpen /  Belgium
”異質の存在”
子供は興味津々

”和を以て貴しとなす”

聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条 にある”和を以て貴しとなす”とは、ある辞書によると ・・・

『 何事をやるにも、みんなが仲良く諍いを起こさないのが良いということ。 』となっている。

しかし、本来の意味は、・・・

『 自分の意見を客観的に捉え、相手の意見も聞いてみてははどうか。そして、お互いに認め合い正しいところは正しい、間違いは間違いとし素直に認められるような議論をするべき。』

・・・  ということなのだが、”和を乱すな!”という誤解した考え方をされ、自分達の群れを守っていく為に ”村八分”などという言葉まで生み、独特の村社会を作ってしまった。

特集:和を以て貴しとなす/リスボンの街
”異質の存在”

コロナ禍!

チョットした気遣いのなさから、大きな差別問題を生みだす。

元五輪組織委員長・元総理のジェンダー発言も然りです。

難しいことですが、・・・

”日本という村社会” を考えるには良い機会なのかもしれません!
そうでなくては、 ・・・

私が生まれる前の戦時下に蔓延っていた ・・・  ”隣組”
そして、全体主義思想の復活が待っているのかも知れません。

特集:和を以て貴しとなす/八ヶ岳の花

下の写真は、出自や肌の色・容姿などの違いなどで別種/異質 とされているインドの”ハリジャン”の子供たちです。

※ 私がインド/バラナシ郊外でハリジャンの子供を食堂(きたない大衆食堂)に連れて行った時には入室を断られました。

私が喧嘩腰に文句を言ったら、裏の倉庫みたいなところにテーブルとイスを作り、そこで食べろということでした。

・・・ 悔しかったですね!

子供はもっと悔しかったでしょう

特集:和を以て貴しとなす/インドの人々
特集:和を以て貴しとなす/インドの子供

誰もが陥る坩堝!
自分自身では、・・・
正義だと思っていても

合掌!

特集:和を以て貴しとなす/インドの街
India