シリーズ:八ヶ岳思考

ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディ寺院)
インド/ブッダガ・マハーボーディ寺院
Mahabodhi Temple Complex at Bodh Gay


【 八ヶ岳思考 】

おおよそ20年前の壮年期!
悩んでいた時であり
心の病を患った時であり
青臭い思いに耽っていた時
でした。

その後の五十代の十年間、
仕事を整理して、自己を見つめ直す”旅”・インドに嵌り込んでいました。

☆ ☆ ☆ ☆

最初は、バックパカーとして物見遊山的にインドを訪れました。
その頃のインドには、若者のバックパッカーは多くいましたが、50歳過ぎた親父のバックパッカーが当時30Rs(約100円)以下の安宿に泊まりながらの汚らしい旅姿は珍しがられました。

その時は、
日本人の感性とは全く異なる貧困と差別・街の汚さ、騒音と排気ガス、列車の遅れ・泥棒と呼び込みやヒッタクリに騙し・物乞いの多さ、そして、インドでは、全てに”No problem”という言葉が返ってくる。 ・・・ そんな、何でもありの世界観に辟易してしまいました。

☆ ☆ ☆ ☆

しかし、日本に戻り半年が過ぎたころから何か不思議な感情が湧き上がり、辟易していた・あの何でもありのインドに呼び戻されることになってしまいました。

なんでか分かりませんが、何でもありのインドにいると落ち着くようになってしまったのです。 ・・・ インドでは、生きることなんて”No problem”なんです。

それから、毎年のようにインドを訪れ、”内側”に入って、サドゥ:ヨギと共にヨガ瞑想や曼荼羅を体験した時の話を纏めてみました。

インドでの筆者

今では、悩んでいた時!
心の病を患った時!
青臭い思いに耽っていた時!
全てが、愛おしく思えています。

生きること!
”No problem”なんです。




ヨガ・ヨガ瞑想 & 私的曼荼羅思考

INDEX

インド/ブッダガヤのチベット僧




ヨガ・ヨガ瞑想


インドでのサドゥとの瞑想は、執着や集中から離れ、心静かな時・沈黙を得るために”瞑想”し、その沈黙の中から真理を悟ることだと思っていますので、皆さんが思っているヨガ瞑想とは路線が異なるかもしれません。

ヨガという術(すべ)からは離れるかも知れませんが、なにも結跏趺坐(けっかふざ)しなくてもいいのです。

極論ですが、立っていても横になっていてもできるということで、病気の方や体の不自由な方でもできる瞑想法で、心の持ちよう次第で体の不自由な方でも”ヨガ”の境地に達するそうです。

ヨガ瞑想!
「人生の苦しみや悩みに向き合い・その部分を清算し、自己の気質を優しくする。」という点で、一番必要としている方々にもできるというヨガ/瞑想に共感しました。



NO1 – ヨガ・ヨガ瞑想

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INDEX

《 A 》

Prologue
私的瞑想思考
ドヤーナ (ध्यान dhyāna)
瞑想とは何か?

《 B 》

本題/ヨガ・瞑想
修行法のヨガの一つ
クリヤ・ヨガ( KriyaYoga)

《 C 》

クンダリーニ覚醒とは

《 D 》

ヨガの”行”について
仏陀の呼吸法
ヨガナンダ
クリヤ・ヨガの呼吸法

《 E 》

瞑想とは
インドでのヨガ☆瞑想体験談

《 F 》

岩場で座禅瞑想をする人

《 G 》

私の50代はインド三昧
インドの話

《 H 》

ヨガ・ヨガ瞑想の根源
アーユルヴェーダ―

《 I 》

ヨガ・瞑想にも繋がる
ヒンドゥ教の人生訓


インド・バラナシ/ガンガ(ガンジス河)の夜明け
インド・バラナシ/ガンガ(ガンジス河)の夜明け


曼荼羅 /私的曼荼羅思考


曼荼羅の絵や描かれる過程を見ていて、”命と神聖な意味での生命の継続”を感じ、仏教でいうところの戒律を集めた”律蔵”にも繋がるのではないかとも思えてきました。



NO2 – 曼荼羅 /曼陀羅

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カジュラホ遺跡のラクシュマナ寺院

INDEX

曼荼羅 – 1 

◆ 曼荼羅/曼陀羅
◆ まえがき
◆ 曼荼羅で感じたこと
◆ 幸と平和を願う” 曼荼羅 ”
◆ 曼荼羅”とは

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

曼荼羅 – 2

◆ 曼荼羅を描くということ
◆ 日本の曼茶羅
  胎蔵界曼茶羅、金剛界曼茶羅
◆ ユングと曼陀羅
  分析心理
◆ 曼荼羅参考資料

インド・バラナシ/ガンガ(ガンジス河)の夜明け